おてつだいクエスト ブログ

ちゃがちゃがゲームズのタクミです。ゲームマーケット秋2014、ゲームマーケット大阪2015にて「おてつだいクエスト」を販売させていただきました。

おてクエができるまで 【1】家庭環境

【1】家庭環境
 我が家の家族構成は私と妻と小学5年の長男、3年生の長女、3歳の次男です。子供はそれぞれがものすごく元気で毎日一緒に暮らしていてまったく飽きません(笑)


 子供3人というと「うわー大変だね」と言われることがたまにあったりするのですが、実際はそれほど家事に苦労していたようなことはありませんでした。でも、次男が年を重ねていくごとに次第に部屋は荒れ、物理的な面では洗濯物が増え始めるといったことがだんだん目に付くようになりました。それならいっちょ子供たちの協力を仰ごう!と思ったまでは良かったのですが、元々上の兄姉はこの年になるまで「お手伝い」というものにほぼまったく触れたことがなく、床に物が落ちていても平気な上にそこをよけて歩けば済む的な立ち振る舞いが常! お手伝いの「お」の字もありませんでした。つまり、お手伝い文化がないままここまで育ってきてしまったのです。

 

 家事は親がやるのが一番上手なものですが、当然その分時間と労力がかかります。子供達にお手伝いをやってもらうには動機付けが必要ですが、お手伝いをご褒美で釣ってお小遣いをあげたり本を買ってあげたとしても所詮一時的、物欲が満たされればその単発で終わってしまい続かない、というのが悩みどころでした。

 

 私の勤務体系は9:00~18:30が定時なので、夜帰ってくるとだいたい19時くらいです。そこからご飯、風呂、洗濯などをしているとそれだけで22時過ぎになってしまいます。そこから洗濯などをするとあっという間に23時! 妻は次男を寝かしつけながら一緒に寝てしまうことが多かったので、お互い平日は自分の時間がろくにとれない状態でした。

 

 ちなみに妻も在宅ワーカーなので普段は忙しく、帰りが遅い私が家に帰るまで腕白な子供たちの面倒を見ているため、なかなか隅々まで家事が行き届くことはありませんでした。当然のように部屋は荒れているのが常、お客様をお呼びすることなどもってのほかな状態でした(笑) 私は別にこの状況が苦というわけではなかったのですが、次第に「やっぱりなんとかした方がいいかなぁ」と思うようになってきます。

 

 なんとかしたいけど、どうしたらうまくいくだろう…?

 

(続く)

 

次回

【2】逃走中をモチーフにしたお手伝いゲーム

【デザインノート】 おてつだいクエストができるまで

 こんばんは、全ての梱包作業が終わって明朝の発送を持って全ての準備が完了するタクミです。これからゲムマ前の最後のお仕事として、「おてつだいクエスト」を作ろうと思ったきっかけや思いなどを連ねて行きたいと思います。主に自分のための覚書となると思いますが、どういう経緯でおてつだいクエストが産まれたかにご興味のある方はぜひお読み戴けますと嬉しいです。

 

 デザインノートと言っても一般的な同人ボドゲと違って、同人ゲーム作りの参考になったりはしないと思いますのであらかじめすみませんとお伝えしておきます…笑 

 

【1】家庭環境

【2】逃走中をモチーフにしたお手伝いゲーム

【3】宝石の煌きをヒントに

【4】おてつだいクエストの誕生

【5】おてつだいクエストの成果

【6】NHKの取材と北陸ボドゲフリマでの販売

【7】フィードバックからの改善

【8】おてつだいクエスト・クリア

【9】最後に

【おてクエ実践レポート】 Y様編… 第5話

「おてつだいクエスト」が日常の風景になっているとお伺いしているY様のご家庭、その成功の秘訣は親御さんのゲームマスターっぷりにあります! 今回はその秘訣をご紹介します。

第1話 第2話 第3話 第4話

 それでは、ご覧ください。(カッコ内&※は僕の脚注、太字の部分はY様の生のお声です!

 

間が空いてしまいました~

おかげさまで、おてクエは毎日続けております(*^^*)

大体長男が仕切っているので、
次男と妹は、長男がやるのを見てるだけに近い感じです。(^_^;)

(これは我が家でも同じで、ごきょうだい同士がプレイヤーになる場合は年上のお子様が主導して遊ぶことになると思います。)

ただ、一人だけでドンドン石を変えたりしないように、必ず弟も一緒にやるようにさせています。

(このへんのゲームマスターっぷりが素晴らしいと思います、親側からすると「とりあえずお手伝いはしてもらってるからいいや」となりがちなのですが、ゲーム上戦力にあまりなっていないお子様もゲームに参加させることがすごく大事なのです。お手伝いはしなくても、魔法使いの変換であったりモンスター討伐であったり、「ゲームに参加している」意識を持たせるのも親のお仕事です! 子供は気ままなので、ゲームに参加しているという意識があればいずれかの段階でゲームに戻ってきます。)

お手伝いは、やはりちゃんと魔法石をもらえるようにしたいからか、
以前よりも随分進んでやってくれるようになりました!

以前は、
「俺はこのお手伝いがやりたいんだから、これをやらせろ!」
とか、
手伝って欲しくて頼んでも
「今はこれ(遊び)やりたいから後で!」
と言って、後から
「あのお手伝い、やりたかったのに!」
なんて事がよくありましたが、

「必要な時に、相手がして欲しい事、必要な事をするのがお手伝いだよ」
という事を伝えるようにしてきたからか、子ども達が成長してきたからか、
だいぶ「自己中なお手伝い」はなくなって来たように思います。

名言いただきました…!! この言葉、ぜひ我が家でも言おうと思います!(笑) いやほんと、おてクエはさておき(笑) お母様がお子様と「お手伝い」という事柄を通じて向き合うことが、この良い循環を生み出しているような気がします。)


お風呂掃除を三人でやるのが好きで、(毎日ではなく時々ですが)
それは、裸になって堂々と水遊びが出来るからなのですが、寒くなるとそれが出来なくなっていくので、どうやったら楽しみながら掃除してもらえるかな~。

(風呂掃除から一時間戻ってこない、とかよくありますよね…笑) 

そうそう、先日、長男が
「ガス台のマットを取り替えるなら、俺がガスコンロの掃除をしたい!」
と言ったのにはビックリしました!

ガスコンロの掃除は、大人でもあまり好まない掃除ですからね。

結局、長男が出来そうな時を待てずに私が掃除してしまいましたが、
残念がっていたので(笑)、次回はお願いしようと思います!

大掃除もボチボチ始めなきゃ!の11月、子ども達と一緒にやってもらういい機会ですね!

(そ、そういえば大掃除なんていうものがあるのでした… 確かに、大掃除に向けてのおてクエ、いいかもしれませんね笑 【PR】)

写真は現在の状況です。
白い魔法石が何やら減っているのですが…妹の仕業かな。f^_^;)

(魔法石は十分入っているので1種類が1個くらいなくなっても大丈夫なのですが、なくしすぎにはどうぞご注意ください…笑)

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(ここまで)

 

 ※これは前回から最近までのお話です。

私自身が気づかせて頂くこともありまして、なるほどそうだなあと深く感激いたしました… Y様のご家庭では理想的におてつだいクエストをご家族みんなで楽しんで頂いているようで本当にありがたいです。クエスト進行に大切なもの… 「お子様への感謝の気持ち」のほかに、もうひとつは「親のゲームマスターっぷり」です! これから遊んで頂く方々への参考になれば… と思います。

それではまた次回をお楽しみに(^0^)

しかし大掃除…確かに、大掃除に向けてのおてクエ… いいかも?!

 

>>第6話へ

 

できるかな? できるかな?

こんばんは、今日は少し作業が進んだので嬉しげなタクミです。

 

さて、今日取り出しましたるはできたてホヤホヤのこちら!

じゃじゃーん!

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前々から作ろう作ろうと思っていたのにようやく今頃着手してできたのがこの型紙! A4の紙を2枚張り合わせ、部分部分をくり抜いたこの紙… これをどうするかというと…

 

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こうします。

おてクエのA3マグネットコルクボードにぴったりフィット! もうおわかりですね!(ネタが早いw)

 

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こうなります! 

ボードにプリントをする場所を窓でわかるようにしたんですね~

 

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で、こうなります!

これでボード加工の作業時間が飛躍的にアップすること間違いなし!

 

というのも、北陸ボドゲフリマ向けに作った初版は、全部実際ボードの上にカードやらマグネットを置いて原寸合わせで文字をプリントしていたんですよね… 今思い出しても死にそうです、あれはしんどかった…(^^;

 

というわけで、ドンドン前に進んでいきますよ!

製作製作!!

 

おてクエ現品販売のご予約の件(終了いたしました)

【10/26(日) この企画は終了いたしました、ご応募戴きありがとうございました。】

 

こんばんは、ふと思いついたことを即実行に移そうと筆をとったタクミです。

 

さて! ゲムマまであと3週間…

本当に制作が間に合うのか日に日に不安が増大してきますね…!(←お前だけ)

 

さて(二度目)

今月初めに無事生産目標数の10個のご予約を承って大変ありがたく思いながら日々を過ごしていますが、

 

今回はおてクエを!

限定1個!

追加でご予約注文を承りたく!

 

なぜかというと…

 

ゲムマ当日はディスプレイ品としておてクエを1個おろす予定だったのですが… おろすとなると、帰りに新幹線に乗りながらボードを持ち歩くことになるという事が頭に思い浮かび…

 

つまり…現品も販売させて戴き、福井まで身軽に帰りたい!という話なのです!

 

もし以下の条件でよろしければ、ぜひご応募お待ちしております。

 

■おてクエ現品販売条件■

【1】Twitterでタクミ (@ote_quest) をフォローして戴いている方

【2】16時以降17時までに「ちゃがちゃがゲームズ(H23)ブース」まで引き取りに来て戴ける方

【3】ゲムマ当日のディスプレイ・デモ品ということをご理解戴ける方。(現品には傷がつかないよう気をつけますが、通常通りの展示での微細なコンディション低下の可能性があることをご理解戴ける方)

【4】通常価格3800円のところを3500円で当日現金支払いにてお買い上げ戴ける方

【5】先着1名 (ただし抽選の可能性あり)

【6】先行予約特典がつかないことをご了承いただける方。 ※10/25 23:18追記

 

■応募方法

10月26日(日)21時より、先着で@ote_questに

「おてクエ現品販売希望」というDMをお願い致します。

 

ないとは思いますが、21時5分までに複数の応募があった場合は抽選とさせていただきます。もしそうなった場合はTwitterでタクミが募集の締切を終了することと、抽選を行う旨の告知をさせて頂きます。その後、22時までに抽選を行い、ご応募戴いた全ての皆様にこちらからDMで当落のご連絡をさせて戴きます。

 

応募がないという寂しい状況になった場合は、11月13日(木)あたりまで、ご応募があるまでずっと受付する予定です(笑)

 

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なにげに第二版の写真を初公開です。

ちょっとピンボケしていますが…ww 

 

では、なにとぞ(私を身軽に帰らせて戴きますよう)宜しくお願い致します!

ご応募お待ちしております…!!

近況とおてクエのお持ち帰りについて

こんばんは!

ゲムマまであと1ヶ月を切って焦りを感じているちゃがゲーのタクミです。

 

現在はルールブックを作成しております。

日本語としておかしいところや、解説の流れがわかり辛いという箇所をちゃがゲーの皆からのご指摘を戴き、いったん作ったものを大手術して作り変えたりしていたら昨日は気づいたら0時を超えていまして、そこから風呂に入って構成を考えながらしばし気を失い、風呂からあがってから良い文章を思いついて一度電源を落としたパソコンでまた作業を始めるということをやったり… これは?北陸ボドゲフリマの前後に体を壊したパターンだ! これだ!これだよ! 

 

と思ったので、今夜は早めに休もうと思います…(大空を見上げながら)

 

最近子供と遊ばずに制作ばっかりやっているので悪いなーと思っているのですが、「お父さん頑張ってね!」といわれるとジンときますね… (T_T) お手伝いも相変わらず「自分の仕事」という責任感のようなものを持ってあたってくれます(始めるまでは遅いですが…ww) ありがたいことです。

 

今日の風景

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2Pカラーは可愛いですなぁ、わらわら。

(別売りでごく少数当日販売するかもしれません)

 

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これはオーダーメイドダンボールで、プレイボードがきっちり入るようになっています! ご予約戴いた皆様全員にこの状態でお渡しする予定です。

 

もし長時間持ち運ぶのが手に余るようであれば、送料ははかかってしまいますがゲムマ会場からボードだけゆうパックで発送してしまうのも一案だと思います。ただ、同梱パーツは一緒に送らない方がいいかも… (ちょっとまだ入れる実験をしていません)

 

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このように不織布手提げもお付けするので、持ち運びも楽々して戴けると思いますよ! この状態で1セットです。

 

 

それでは、もう少し推敲して休もうと思います。

おやすみなさい!

おてクエ作成中!現場レポート

こんにちは、ちゃがちゃがゲームズのタクミです。

本日はおてクエの製作現場を少しご紹介いたします。

 

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ワラワラと魔法使いの女の子が!

奥にいる赤い子はゲムマご予約特典の2Pカラーですね。

 

これはこのあと磁石を取り付けてプレイヤーマーカーになります。

かわぐちさんのイラストが可愛らしいです!

それとこのマーカー、表面がテカテカしていてすごく手触りがいいんですよね。これは手芸が仕事の妻のお手製で、ハンドメイド商品としても価値があるような気がしています笑

 

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これはプレイヤーマーカーに取り付けられる手はずになっている磁石です。

部材のセットの半分くらいはおてクエの用途に適さない、磁力が弱いものが混じっているので事前にコルクボードにちゃんとカードを挟んで接着するかのテストを行っています。基準を満たしていないものはここで弾かれてポイです… (ポイと言ってもおてクエ以外では普通に磁石として使えるので妻が自分の手芸品に使ったりするようです)

 

おてつだいクエストは完全家内制手工業なもので、作るのにとても時間がかかります。現在のところゲムマの準備はぼちぼち順調といったところで、ご予約いただいた10セット分は無事ご用意できそうかなという感じです。

 

当日販売分については5つくらいは作りたいのですが… まずはご予約分を完成させないと! がんばります!